入管法違反容疑でベトナム国籍13人逮捕 家畜窃盗に関与か 群馬県警

北関東を中心に家畜が相次いで盗まれた事件に絡み、群馬県警は26日、ベトナム国籍の男女13人を入管法違反(不法残留)などの疑いで逮捕した。同日、このグループの拠点とみられる群馬県太田市内の住宅2棟を家宅捜索し、30羽分の鶏肉などを押収した。グループが家畜や果実を盗み、ネット交流サービス(SNS)などを通じて売買していたとみて全容解明を急ぐ。  逮捕されたのは、太田市新田上中町の自称カラオケ店経営、レ・ティ・トゥアン(39)、同所の無職、ブー・ホアイ・ナム(35)両容疑者のほか、20~38歳の男女11人。逮捕容疑は、在留期限が切れた後も不法に国内に残留していたとしている。レ、ブー両容疑者を含む11人が容疑を認め、男女2人が否認しているという。